フランスの原子力・代替エネルギー庁が、低エネルギーで環境負荷を抑えた太陽光パネルを剥離する技術を開発しました。(元記事:pv magagine)
開発された技術は、ダイヤモンドワイヤーを用いてガラスと樹脂製バックシートを分離します。現在の処理速度は1平方メートル当たり30分必要ですが、今後実用化に向けて装置化への開発プロジェクトが始まるとあります。
本記事によれば太陽光パネルのリサイクル方法は破砕が主流であり、埋め戻し材として使用されています。熱分解はエネルギーコストが高く、新しいリサイクル技術が求められていると述べています。
フランスでは既に、産業廃棄物・水処理メジャーのVeoliaが大規模な太陽光パネルのリサイクル設備を導入しており(参照)、今後本技術が実用化されるか注目されます。