オーストラリアで最初の太陽光発電設備のリサイクル施設が稼働しているという報道がありました。処理装置の動画も投稿されており、パネル破砕プラントが稼働していることが示されています。(元記事:RENEW ECONOMY)
本設備は、オーストラリアのLotus Energy協同組合が2020年9月に稼働した処理設備の様ですが、処理能力などの詳細は記事等からは確認できません。
元記事にある動画からは、2軸の破砕機で粉砕後にガラスやセル等分離すると思われます。現在国内で普及が進む処理装置と比べて、ガラスに異物が混入するなど処理・選別の品質が劣ると考えられます。
オーストラリアでも太陽光パネルの大量廃棄は課題となっており、国内の処理装置メーカー各社は海外展開を視野に入れた事業展開にチャンスがあると考えられます。