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環境省:令和3年度環境技術実証事業における実証機関の公募について

環境省が「令和3年度環境技術実証事業における実証機関」を公募しました(公募期間は令和3年4月1日から4月15日、既に公募終了)。
本事業は実用化されている先進的な環境技術を、第三者が実証することで技術の利用を広く普及するためとあります。

環境技術実証事業は、既に実用化された先進的な環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術の利用者による技術の購入、導入等に際し、環境保全効果等を容易に比較・検討し、適正な選択を可能にすることとなり、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を図ることを目的とするものです。

(実証対象技術)
人工珪砂製造技術・人工珪砂(株式会社あさひ)【添付資料1】

引用元:環境省

本事業が対象とする実証技術の中で「人工珪砂製造技術・人工珪砂」に関わるものがあり、廃棄太陽光パネルのガラスの利用技術となります。

廃棄される太陽光発電パネルなどの強化ガラスを独自技術で加工した「リサイクルガラス造粒砂」の製造技術であり、海砂や山砂(採石)など自然環境から調達することで新たな環境負荷を生じさせるリスクを低減できることから、資源循環の観点からも有益な技術である。

引用元:環境省

リサイクル装置メーカー各社がガラスの利用方法で提案をしていますが、リサイクルガラスの利用において二酸化炭素を発生させず、且つ天然資源の利用削減と砂浜減少対策などに活用できる有望な技術であり、今後の動向に注目するべき動きといえます。

参考資料