太陽光パネルリサイクルの情報を掲載しております。

TREホールディングス:中期経営計画

リバーホールディングスとタケエイの経営統合により10月1日付で設立された共同持ち株会社『TREホールディングス』が、中期経営計画の中で太陽光パネルリサイクルの事業化についても推進すると公表しました。

3. 3つの成長戦略とその具体策
(1)リサイクル事業の深化
産業廃棄物の再資源化を得意とするタケエイと、使用済製品等のリサイクルを得意とするリバーホールディングスは、長年蓄積した両社のノウハウ等を共有し、双方のバリューチェーンの統合・再編によるシナジーを創出してまいります。
具体的には、設備投資、工程改善を推進し、搬出品の付加価値化および再資源化率の向上により、再生資源需要家への訴求力を強化し、新たな顧客層創出を図ります。特に、未利用資源であるシュレッダーダストの選別強化、廃プラスチック等を活用した発電用固形燃料である RPF 製造強化、製鉄工程における副資材“エコ・フォーム”増産、廃タイルカーペットリサイクル事業を推進することで、売上拡大につなげるとともに、原価低減を実現することで利益の拡大も実現してまいります。
また、資源循環が世界的な課題となっている廃プラスチックのマテリアルリサイクルの事業化や、2030 年代の大量排出を睨んだ太陽光パネルリサイクルの事業化についても推進してまいります。

引用元:TREホールディングス

SDGsやサーキュラーエコノミーが関心を集める中、リサイクルを行う静脈産業は重要な立ち位置を占めることになります。太陽光パネルリサイクルに関しても、これから静脈産業の大手が参入する動きが活発になると思われますが、注目していく必要があります。

参考資料