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情報機構:オンラインセミナー『廃棄物シリコンのリサイクル技術』

株式会社情報機構が、『廃棄物シリコンのリサイクル技術~太陽電池パネルからの化学的抽出・回収方法~』と題したオンラインセミナーを2022年3月11日に開催します。

日時・会場・受講料
●日時 2022年3月11日(金) 12:30-16:30
●会場  会場での講義は行いません。
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

セミナーポイント
■講師より/本セミナーのポイント
 脱炭素社会の実現がうたわれ,ますます再生可能エネルギーの利用が求められています。太陽光発電は地球規模で増産され,技術的な面を見ても成熟しており,シリコン系太陽光発電素子の開発は一段落したと考えられます。太陽電池に使われる高純度のシリコンウエハーをシリコンインゴットから切り出す際にインゴットの50-60%がスラッジとして廃棄されています。シリコンインゴットからウエハーを切削加工する際に,SiCの遊離砥粒方式とダイヤモンド等の固定砥粒方式から排出された廃シリコンスラッジを用いてシリコンの回収研究を行いました。回収方法としては,臭化水素による化学的手法であり,従来の不純物を除去するのではなく,シリコン成分をブロモシランとして抽出する考えで検討を進めきました。
 本講義では,廃シリコンに含まれる金属不純物の触媒としての利活用・化学的手法を前提とした廃シリコンスラッジの前処理方法,得られたブロモシラン溶液からの電気化学的還元法によるシリコン薄膜およびリチウムイオン電池負極材としての試みについて講演します。

引用元:情報機構

シリコンウエハー加工時の廃シリコンのリサイクル方法が主な内容の様ですが、今後廃棄される太陽光パネルのシリコンに着目したリサイクルに応用できるのか、興味があるところです。

参考資料
  • 情報機構:廃棄物シリコンのリサイクル技術~太陽電池パネルからの化学的抽出・回収方法~(リンク切れ@2022/3/7)