佐賀市が、太陽光パネルの処理について注意事項や関連資料をホームページにてアナウンスしています。
太陽光パネルの処理について(取扱注意)
太陽光発電設備は、主に太陽光パネル(太陽電池モジュール)、パワーコンディショナー、接続箱、変電設備などで構成されています。特に太陽光パネルには鉛、セレン、カドミウムといった有害物質が含まれていることがあるため、適切に処分する必要があります。一般的に太陽光パネルは、産業廃棄物の「金属くず」「ガラス・コンクリート・陶磁器くず」「廃プラスチック類」の混合物に該当します。処理するときは決められた方法で廃棄しなければ法律違反となり、懲役刑や罰金が科せられることもあります。注意事項
引用元:佐賀市
太陽光パネルは故障しているように見えても電気が通っていることがあり、安易に触れると感電や怪我の危険性があります。事故や災害で故障した場合、その場から撤去する際も自分で行うのではなく、施工会社など太陽光発電設備を扱う業者に依頼しましょう。
内容に関しては廃掃法や環境省ガイドラインの紹介であり特段新しい情報ではありませんが、太陽光パネルの所有者・事業者への周知となっています。
佐賀県では、現在使用済太陽光パネルの適正処理ができる施設(中間処理業者)が確認できておりません。
市民へのアナウンスもさることながら、適切な処理施設・システムの構築へ向けて、行政の取組みが必要となります。