鹿児島県で総合リサイクルに取り組む株式会社丸山喜之助商店が、使用済み太陽光パネルリサイクル事業のため、専用の再資源化施設を新設したと報道されています。
◇ 多様なパネルを再資源化
リユース事業も視野に
– 丸山喜之助商店 –総合リサイクルに取り組む丸山喜之助商店(鹿児島県日置市、丸山明紀社長)は、使用済み太陽光パネルリサイクル事業を立ち上げる。パネル専用の再資源化施設を新設し、素材ごとに分離回収できるシステムを構築。利用が困難とされるパネルガラスのマテリアルリサイクルルートも確保しており、将来の大量廃棄時代に向け、地域で発生するパネルの適正循環に貢献していく考えだ。
引用元:週刊循環経済新聞
環境省が実施する令和3年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 に当社は採択されており(関連ニュース)、今回の装置導入は本補助金を活用したものだと思われます。
鹿児島県でFIT認定案件だけでの2,200MW(2021年9月末時点)を超える太陽光発電所が導入されていますが、県下では適切な廃棄処理できる施設がない状況でした。九州では過去に台風被害などによるメガソーラー被災なども発生しており、適切なリサイクルシステムの構築に期待されます。