産業技術総合研究所の福島再生可能エネルギー研究所は2022年4月1日に、福島県浜通り15市町村に所在する企業を核としたコンソーシアムに対し、「被災地域発の再生可能エネルギー関連技術シーズの事業化に向けた技術開発」として支援事業9件を採択したと発表しました。
太陽光発電分野では、昨年・一昨年に引き続き使用済パネルのリサイクルにて『廃太陽光パネルガラスの有効資源化に関する研究開発(廃ガラスリサイクル事業協同組合、高良、飯岡工業、丸東、環境保全サービス)』が採択され、本年度も継続して太陽光パネルのリサイクルに寄与する研究が進められるようです。
廃ガラスリサイクル事業協同組合では東北・関東を中心に7社(2022年4月時点)で事業展開を進めており、太陽光パネルのリサイクルにおいて課題の一つである『ガラス』の利活用についても普及が期待されます。