環境省は、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(脱炭素社会構築のための資源循環高度化設備導入促進事業)の令和4年度一次公募についてホームページで公開しています。
昨年度に引き続き、本年度でも太陽光パネルリサイクル設備導入事業も対象となっています(関連トピック①)。
■ 事業の概要
「脱炭素社会構築のための資源循環高度化設備導入促進事業」は、使用済製品等のリ サイクルプロセス全体のエネルギー起源二酸化炭素の排出抑制を図り、リサイクルの質 の向上につながる資源循環高度化設備や、従来の化石資源由来プラスチックを代替する 再生可能資源由来素材の製造設備を導入することにより、脱炭素社会の実現に資すると ともに、資源の有効利用及び生活環境の保全に資することを目的としています。 脱炭素社会構築のための資源循環高度化設備の導入費用について、1/2を上限に補助します。■ 公募する補助対象事業 公募する補助対象事業は、日本国内の事業所において設備を設置する以下の事業です。
① 省 CO2 型プラスチック高度リサイクル設備導入事業
② 化石資源由来プラスチックを代替する再生可能資源由来素材の省 CO2 型製造設 備導入事業(バイオマス、生分解プラスチック、セルロース等)
③ 太陽光パネルリサイクル設備導入事業
④ リチウムイオン電池リサイクル設備導入事業■ 公募実施期間
引用元:環境省
令和4年6月3日(金)~ 同年7月4日(月) 17:00 必着
公募の詳細業務は公益財団法人廃棄物・3R研究財団に委託されており、詳細は当財団のホームページを参照する必要があります。
本事業は平成30年年度より実施されており、これまで9社が太陽光パネルリサイクル装置の導入として採択されております(関連トピック②)。
国や自治体が太陽光発電の普及を進める中でリサイクル環境の構築にも注力していく議論が進んでおり、適正処理の可能な施設が増えていくことが期待されます。