国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、「2022年度 太陽光発電主力電源化推進技術開発/研究開発項目(IV)動向調査等に係る追加公募」について、ホームページ上で公開しています。
募集事業について
引用元:NEDO
1.事業内容
(1)概要
我が国における太陽光発電の導入は、FIT開始後に導入が急拡大しましたが、安全面、防災面、景観や環境への影響、将来の廃棄等に対する地域の懸念や、FIT期間終了後の事業継続や再投資が行われて持続的な導入・拡大が図れるのかといった懸念が高まっています。今後、大量に廃棄される太陽電池モジュールのリサイクルを円滑に行うためには、太陽電池モジュールのリサイクルにおける低コスト・高資源回収率を両立する分離処理について技術開発を進めていますが、各技術の環境面等の優位性・有効性を検証することが必要とされております。本テーマでは、ライフサイクルアセスメント(以下、LCA)の手法を検討・確立し、その結果に基づき、リサイクル技術のLCAを実施します。あわせてリサイクル技術の海外動向も調査します。
事業内容として『①リサイクル技術のLCA、②海外のリサイクル技術の動向調査』の調査するとなっており、今後の太陽電池モジュールの分離・マテリアルリサイクル技術開発へフィードバックされる様です。
本事業により、技術開発が進む太陽光パネルリサイクルによるライフサイクルでの効果と、海外における先進リサイクル技術・システムが今後公開されることになり、成果に期待されます。