太陽光パネルリサイクルの情報を掲載しております。

電気学会:太陽光発電システムの持続的利用技術調査専門委員会

一般社団法人電気学会では、「太陽光発電システムの持続的利用技術調査専門委員会」に係る委員の公募をしています。

大量導入による大量廃棄・リサイクル問題が顕在化する一方で、PVシステムの主力電源化が進むと考えられる中、本調査専門委員会ではPVシステムを持続的に導入・運転を続けていくために必要な技術を、近年の動向の変化を捉えながら幅広く調査することを目的とし以下の調査を行うとあります。

3.調査検討項目の概要
以上の趨勢を鑑み,コスト低減や長寿命化技術,リサイクル・再利用技術の開発動向,出力推定,予測などの系統需要とのマッチング技術,激甚災害や大停電に対するレジリエンスの向上およびポスト FIT への対応を含めた今後の価値向上技術について,調査・検討を行う。
(1) 太陽光発電システムの低コスト化技術,長寿命化技術
(2) 太陽光発電システムの再利用・リサイクル技術
(3) 太陽光発電システムの需給一体運用に向けた電力需要とのマッチング技術
(4) 太陽光発電システムの価値向上技術

4.予想される効果
本調査検討により,PV システムが持続的に生産,導入され,安定した運転,そして,環境負荷を与えずに廃棄,再利用,リサイクルといったライフサイクルに渡る技術の動向,課題が明らかとなり,温室効果ガス削減,エネルギーセキュリティ向上といった目標達成に大きく寄与するものと考えられる。

引用元:電気学会

調査期間は2021年1月から2023年12月の3年間となっており、随時募集をしている様です。

太陽光パネルのリサイクルは既に学術的研究だけでなく、発電事業者や中間処理業者など実際の事業実態を踏まえた調査・研究が求められます。実際に事業を営む方で関心のある方は、下記資料より検討ください。

参考資料