太陽光発電協会(JPEA)は、「第7回再生可能エネルギー発電設備の適正な導入及び管理のあり方に関する検討会(関連トピック)」での提言を踏まえ、JPEAの基本的なスタンスと取り組みに関しての意見表明を公表しています。
太陽光発電の開発から建設工事、運転における地域との軋轢が指摘される中、関係4省による検討会が開催されましたが、発電所の廃棄・撤去、リサイクルなども重要な課題として議論がなされていました。今回のJPEAの意見表明においても、太陽電池パネルの適正処理・リサイクルに係る内容が補足資料として公表されています。
全国で太陽光パネルリサイクルに通り組む中間処理業者が増えている中、排出する側である発電事業者や工事業者などへの周知が今後必要となります。2022年7月にはFIT案件に対して廃棄費用積立制度が始まるなど、今後も必要な法改正が進むと思われますが、事業者においても情報収集や法令遵守、資源循環への取り組みなどが更に求められると考えられます。