東京都：太陽光発電設備高度循環利用推進協議会、第1回開催

東京都では、「東京都使用済太陽光発電設備リサイクル検討会」でまとめた報告書に基づき（関連トピック）、関連事業者を中心に構成される「東京都太陽光発電設備高度循環利用推進協議会」の第1回協議会が2022年9月1日に開催されました（関連トピック）。

第1回の協議会では『協議会立ち上げの経緯』、『住宅用太陽光パネルのリサイクルの課題』、『今年度の協議会での実施事項』などが議論されており、今年度は以下の取組みが実施される様です。

実施事項の中でも、住宅用太陽光パネルの撤去案件を掘り起こし、実際にリサイクルを行ったうえで課題やノウハウを蓄積するとあります。

東京都が推進する住宅への太陽光発電設置義務化は、他の自治体も追従する動きも見られるなど、地域における脱炭素化の取組みのロールモデルになると考えれています。
一方で住宅向け太陽光パネルはリサイクルや廃棄に関しての政策や取組みが遅れており、関連事業者が参画する今回の協議会は今後のリサイクルモデルを構築する上で、非常に重要な取組みになると考えられます。

今後も引き続き、東京都の取組みに高い関心を持って注目する必要があります。

参考資料

• 東京都：東京都太陽光発電設備高度循環利用推進協議会の開催について
• 東京都：太陽光発電設備の3R推進について 東京都太陽光発電設備高度循環利用推進協議会
• 東京都：【第1回】東京都太陽光発電設備高度循環利用推進協議会（PDFファイル）
• 日経新聞：住宅用太陽光パネルをリサイクル　東京都がモデル事業