環境省が実施する令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(脱炭素社会構築のための資源循環高度化設備導入促進事業)について、一次公募の結果が廃棄物・3R研究財団のWEBサイトにて公開されています。
太陽光パネルリサイクル設備導入事業では、2件採用されています。
なお過去の同事業の公募結果も公開されており、以下のの事業者が採択されています。
・令和3年度:株式会社国際資源リサイクルセンター、株式会社新菱、株式会社丸山喜之助商店
・令和2年度:株式会社ウム・ヴェルト・ジャパン
・令和元年度:株式会社青南商事
・平成30年度:ツチダ開発株式会社、平林金属株式会社、近畿電電輸送株式会社、株式会社ミツバ資源
埼玉・神奈川の両県では既に太陽光パネルリサイクル事業を行っている企業がありますが、戸建てへの太陽光発電設置義務化の東京都や検討中の川崎市など、首都圏での処理システム構築に寄与することが期待されます。
一方で、太陽光パネルリサイクル装置の未導入府県もあることから、処理施設・システムをどの様に全国に広げていくかが今後の課題とも考えれます。