青森県立名久井農業高等学校の研究チームにより実施された『耐用年数を過ぎた太陽光パネル由来の廃棄ガラスの有効利用に関する研究』が、『第22回環境甲子園』の優秀賞を受賞したと、NPO法人環境会議所東北のWEBサイトに掲載されています。
本研究では、使用済太陽光パネル由来の廃ガラスを原料とした多孔質ガラス(発泡ガラス)の農業資材としての活用を検討されており、以下の成果が確認できたと報告されています。
これらの成果は、SDGsが掲げる17の目標のうち5つの目標を達成することができ、持続可能な社会をに貢献できると纏められています。
現在までに経産省・環境者やNEDOなどを中心に多くの技術開発が進められていますが、ガラスの活用に関しては実用化に向けた大きな成果に繋がっているとはいえません。
将来の世代が自身の課題として取り組む今回の研究成果は、実用性の耐えうるものかは検討が必要なものの、非常に前向きな取り組みです。
今一度、こういった次の世代や将来への責任を問い直す必要があるのではないでしょうか。