JFEエンジニアリング株式会社のグループ会社であるJ&T環境株式会社は、群馬県内初となる太陽光パネルリサイクル施設の開所式を開催したと、同社WEBサイトで公表しています。
同社の発表によれば、使用済パネルの処理能力は年間1,440トン(1日あたり約240枚)、処理工程はアルミフレームを選別機で分離後にパネルのガラス面を破砕機によりシートとカレット状のガラスに分離し、それぞれを資源として有効活用するとあります。
リサイクル装置は、チヨダマシナリー製のPVリサイクルハンマーが採用されているようです。
なお本施設の運用開始は2022年12月を予定とあります。
群馬県では太陽光発電所に適した条件から全国でもメガソーラーの普及が進んでいる地域の一つです。これまで県内では専用リサイクル装置が導入されていませんでしたが、今回の導入により地域の発電事業者や工事業者などリサイクル需要に対応が期待できます。