北陸電力株式会社は、太陽光パネル廃棄ガラスを活用したインターロッキングブロックを開発し、大阪・関西万博でのパビリオンに採用すると、WEBサイトで公表しています。
当社はこれまで、太陽光パネル廃棄ガラスの利用方策として、フライアッシュの利活用で知見を有するコンクリート製品への利用を検討してきました。一般的にガラスをコンクリートに混合した場合、アルカリシリカ反応が発生する課題があり、当社はその反応を抑制するための研究を進め、太陽光パネル廃棄ガラスと当社産フライアッシュの混合により、一定の強度を保ちつつ、アルカリシリカ反応を抑制できる「インターロッキングブロック」を開発しました。
また、この度、2025 年に開催される大阪・関西万博で電気事業連合会が出展するパビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」において、当社が開発した「インターロッキングブロック」が構内舗装(約 1,000 ㎡)に採用されることになりました。
引用元:北陸電力
大手電力会社でも太陽光パネルのリサイクルに関して取組み(関連トピック①、関連トピック②、関連トピック③)が進んでいますが、今後はガラスなどのリサイクル資源の有効活用に向けた取組みにも期待が集まります。