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石塚硝子:太陽光パネルガラスでの食器製造を実証

ガラス製品を手掛ける石塚硝子株式会社は、廃棄された太陽光パネルのカバーガラス再利用の実証試験として、ガラス製コップの製造を実施したと公表しています

廃棄カバーガラスを使用したガラス製品は、既存の製品と同等の品質を有しています。石塚硝子は品質に厳格な基準を設け、太陽光パネルのカバーガラスの再利用においてもこれを守ります。また、安全性は溶出試験を始めとした各種品質・安全性確認試験により確認されております。

なお、現時点での太陽光パネルの廃棄量は僅かであることと、長期的な品質並びに安全性の試験を継続していることから、量産設備での使用はしておらず試験での実証のみとなります。

引用元:石塚硝子

石塚硝子ではガラス製造の原材料として太陽光パネルの廃棄物を再資源化することで、環境への負荷を低減、サーキュラーエコノミーの実現を目指すとしています。

現在は太陽光パネルの廃棄量が少ないことから実験的な取り組みに留まっていますが、将来の大量廃棄時のガラスリサイクルでのガラス活用方法の一つにつながることが期待されます。

参考資料