太陽光パネルリサイクルの情報を掲載しております。

愛知海運:太陽光パネルリサイクル事業を開始へ

中部電力グループの株式会社シーエナジーと港湾物流を手掛ける愛知海運株式会社は、2023年12月25日に太陽光パネルリサイクル事業を開始したと、自社WEBサイトで発表しています。

シーエナジーと愛知海運は、2023 年 2 月に「中電ソザイテラス合同会社」(以下「中電ソザイテラス」)を設立し、太陽光パネルのリサイクル装置の据付や、産業廃棄物処分業の許可の取得等、本事業の開始に向けた準備を進めてまいりました。
今後、中電ソザイテラスは、導入したリサイクル装置を用いて、1 日で最大 470 枚程度の使用済みの太陽光パネルを、アルミフレームやガラス、セルシート等の素材に分離・選別してまいります。

愛知県にある愛知海運(中電ソザイテラス)
引用元/資料提供:シーエナジー

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リサイクル装置には環境保全サービス製のガラスわけーるⅢ型システムが導入されており、中部電力管轄の中部5県(長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)を中心に、連携先の収集運搬事業者による運搬も含めたリサイクル事業を展開していくとされています。

太陽光パネルのリサイクルには従来の産業廃棄物処理業以外の業種からの参入も増えていますが、大規模な太陽光発電事業者がリサイクルまで取り組む事例は国内で初となります(PVリサイクル.com®調べ)
ライフサイクルでの製造者責任の重要性が認識される中、排出事業者自らによる廃棄物処理への取組みとして今後注目が集まることが期待されます。

参考資料