政府は再資源化事業等の高度化により資源循環産業の発展を目指すため「資源循環の促進のための再資源化事業等の高度化に関する法律案」を閣議決定しし今国会での成立を目指すと、発表されています。
本制度では廃棄物処理法の特例措置が設け、産業廃棄物の処理先進的な再資源化事業等の高度化の取組みを環境大臣が一括で認定するとされています。
現在、廃棄物処理業の認可を自治体ごとに行われていますが、本措置により事業者が全国で展開しやすくなることが期待されます。
なお、再資源化事業の高度化として太陽光パネルのリサイクルの促進も想定されています。
太陽光パネルの大量廃棄が想定されているのは2030年代であり、現時点では既に全国で60社近くがリサイクル事業を開始している中で、どの様な企業が本制度を活用するのかに注目する必要があります。