モノクローム：屋根一体型太陽光パネルのリサイクルで浜田と連携

屋根一体型の太陽光パネルの販売などを手掛ける株式会社モノクロームは、同社が販売する太陽光パネルのリサイクルで、株式会社浜田との連携を開始したと発表しています。

提携先の浜田の処理工場では、まず初めに太陽光パネルをリユース（再利用）できるものと、リサイクル（廃棄）するものに選別します。その後、リサイクル品は工場にて、アルミフレームとジャンクションボックスを自動分離・選別し、独自の技術によりセル/EVAシートとガラスを分離します。アルミフレームは金属原料、ガラスはグラスウールなどのガラス原料として再資源化されます。さらにセル/EVAシートを破砕し、篩いをかけ選別します。分離、選別されたアルミフレーム、ガラス、セル/EVAシートはアルミ、銀、銅、ガラス原料などにマテリアルリサイクルが可能となります。

引用元：モノクローム

太陽光パネルのリサイクルでは、標準的なシリコン系太陽光パネルを扱う処理業者は多いものの、屋根設置向けの特殊仕様・形状の太陽光パネルは受け取り拒否や割高な処理費用などが必要などのケースも耳にします。
メーカー主体でリサイクル業者と連携する今回の取組みが、今後広がることが期待されます。

参考資料

• 株式会社モノクローム：Roof–1のリサイクルサービスを開始
• 株式会社モノクローム：【実証レポ】廃棄ゼロへ。リサイクル率99%の太陽光パネル処理施設へ潜入してみた。