三立機械工業：PVパネルから銀濃縮選別プラントを開発へ

廃電線リサイクル処理機や剥線機の販売を手掛ける三立機械工業株式会社が、使用済み太陽光パネルから銀を濃縮選別できるプラントを開発すると報じられています。

報道内容によれば、太陽光パネルを破砕・粉砕し比重選別により銀の含有比率を高めることを想定しており、3年後をめどに商品化を目指すとされています。

太陽光パネルのリサイクルにおいては、分離・選別後のリサイクル材料の価値の低さが課題の一つとなっており、有価物の回収方法の開発にも今後期待が集まります。

参考資料

• 日刊工業新聞：三立機械、使用済み太陽光パネルから銀を濃縮選別
• ニュースイッチ：「太陽光パネル」大量廃棄時代に備える。三立機械が脱炭素技術実用化へ
• 2024NEW環境展：出展者情報（リンク切れ@2024/7/23）