水処理機器や熱分解炉の販売を手掛けるエーエスジェイ株式会社が、「太陽光パネルバックシート専用熱分解炉」を5月22日から開催の2024NEW環境展に出展することが確認できます(関連トピック)。
太陽光パネルからガラスを分離したバックシートを対象に、樹脂成分を分解し有価金属の回収率を高めることが狙いだと考えられます。
太陽光パネルバックシートを対象に熱分解の実験を行った結果、銀や銅などを含む処理物(残滓)に加工して製錬会社に出荷できるようにする成果を得たことを明らかにした。ガラスが付着したバックシート50枚を所定の寸法に合わせてハサミで切断し、熱分解炉に投入して320度Cで6時間かけてガス成分と金属含有率が高い残滓に処理した。
引用元:日報ビジネス
熱分解方式では太陽光パネル全体やバックシートを対象に事業化している企業もあり、処理技術だけでなく顧客への訴求価値での差別化が今後更に重要になると考えられます。