海外ニュースダイジェスト Vol.65 ～ (独)SOLAR MATERIALS、1200万ユーロのシリーズAラウンドに成功

2024-07-18 海外

海外で取り上げられている太陽パネルリサイクル関連のニュースや記事などを、不定期に紹介していきます。
特に関連性などに拘らず、海外メディアで報じられているニュースや論文、各種SNSで話題になっているトピック、内容の充実したコラムやブログ記事などを取り上げていきます。

興味のあるニュースは、元リンクから是非ご覧ください。

https://solar-materials.com/news/seriesaround

ドイツのスタートアップとしてPVリサイクルの開発を進めるSOLAR MATERIALSが1,200万ユーロのシリーズAラウンドを成功裏に終了し、新たな資金を活用して、マクデブルクに年10,000トンのリサイクル工場を建設すると発表しています。

米国で太陽光パネルリサイクルを進めるCOMSTOCK METALSでは、現在稼働中の実証施設と同じ敷地内にリサイクル拡充に向けた施設を入手し、年間で最大10万トンの処理が可能になると発表しています。

Australian PV Instituteにより開催されたセミナー「Solar Panel End-of-life Management in Australia（オーストラリアにおける太陽光パネルの寿命管理）」の動画および発表資料が公開されています。

豪州シドニーを拠点に電子廃棄物処理業を手掛けるSircelが、Kilara Capitalから500万豪ドルの資本注入を受け、太陽光パネルリサイクル能力の構築を目指すと報じられています。

ニューサウスウェールズ大学は、豪州の太陽光パネルリサイクル産業の支援するために連邦政府から500万豪ドルの資金を確保し、リサイクルが容易な太陽光パネルの開発を目指すとされています。

（機械翻訳）政府が太陽光廃パネルの現場分離を許可するなど、規制の特例を適用してリサイクルの活性化を推進することにした。

米国の研究者が、世界中で太陽光発電が主要な電力源になるにつれて地球規模で鉱物需要の増加や労働安全性の課題、自然保護や農地利用、責任ある廃棄をめぐる問題を引き起こす可能性があると説明しており、産業システム全体の不公正の課題を指摘しています。

ドイツの研究者が、太陽光発電システムの廃棄物から放出されるカドミウムや鉛が環境や人間の健康、生態系への重大なリスクをもたらす可能性があり、代替材料の開発やリサイクルの強化などの必要性を指摘しています。