ウエストHD：使用済太陽光パネルのリユース・リサイクルの取組みを開始

太陽光発電所開発の最大手の株式会社ウエストホールディングスは、近畿電電輸送株式会社と使用済み太陽光パネルのリユース・リサイクルに係る業務委託基本契約を締結したと公表しています。

ウエストHDではグループ全体で施工件数69,000ヶ所、総出力約3,000MWの実績を有しており、将来の太陽光パネルの大量破棄に備え、既にリユース・リサイクルを手掛ける近畿電電輸送（関連トピック）と協業を開始したとあります。
近畿電電輸送では使用済パネルのリサイクルが行われ、金属等は各種資源の原料、ガラスは有害物質の溶出抑制処理をした発泡ガラスとして製品化されるとあります。

全国で使用済太陽光パネル専用の処理施設が増える中、大規模な太陽光発電設備の開発・工事を行う上流側企業との提携する動向にも注目する必要があります。

参考資料

• 株式会社ウエストホールディングス：2024.08.29 プレスリリース | 使用済 太陽電池モジュールのリユース・リサイクルの取り組みを開始 ～環境の負荷をおさえ、資源の再利用を行います～