三井物産プロジェクトソリューション株式会社は、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)及びJR九州サービスサポート株式会社と、太陽光パネルリサイクル事業実現に向け共同検討に関する覚書を締結したと発表しています。
発表からは具体的な検討内容は判別できませんが、収集運搬から中間処理(リサイクル)を含む事業全般を対象にしていると思われます。
3社は太陽光パネルのリサイクル技術の確立や事業の経済性、効率的な運用体制の構築に向けた検討を進める予定です。これにより、廃棄物処理に伴う環境への負荷を軽減し、貴重な資源を循環させることで、当社は持続可能な社会づくりに貢献することを目指します。
2.検討内容
引用元:三井物産プロジェクトソリューション
(1)太陽光パネル排出量及び排出時期
(2)候補地・搬送ルート
(3)リサイクル設備比較検討
(4)処理価格、処理後有価物の売却単価
(5)事業性・経済性の検討
太陽光パネルのリサイクルに関心が集まる中、これまで産業廃棄物の処理に携わってきた企業だけでなく、業種業態を問わず多くの企業が参入を進めています。
今後リサイクル義務化にむけ法制化の動きもある中で、官民あげてリサイクルシステムの構築が期待されます。