TREホールディングス株式会社の子会社であるリバー株式会社は、東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下、東芝 ESS)、東芝エネルギーシステムズ株式会社および東芝環境ソリューション株式会社との間で使用済み太陽光パネルの有効性について、共同実証を行うと発表しました。
本実証では、リバー壬生事業所の屋根に新品の太陽光パネル(約178kW分)とリユースパネル(約156kW分)を混合で設置します。使用するリユースパネルはTESC(東芝環境ソリューション)が健全性を評価したもので、新品と同様の条件で稼働させ、東芝ESS(東芝エネルギーシステムズ)が発電量などのデータを取得し、安全性および発電効率を評価します。これによりリユースパネルの有効性を実証します。
引用元:TREホールディングス
TREホールディングスではグループ会社による太陽光パネルのリサイクル事業(関連トピック①、関連トピック②)や、東芝環境ソリューションでもリユース事業(中間処理事業は2023年3月末に一時休止)に取組んでおり、3社の技術やノウハウを活かした事業とされています。
太陽光発電における循環経済実現に向けてリユースパネルの普及が求められており、企業間の連携による取組みが進むことが期待されます。