環境・リサイクル事業を手がけるDOWAエコシステム株式会社は、環境・リサイクル事業の拡大に向けて北関東エリアに新たな複合拠点を設置を計画しており、栃木県小山市に新設される工業用地を取得したと発表しています。
今回計画されている新拠点では、将来的に大量廃棄が見込まれる使用済太陽光パネルのリサイクルも計画されているとあります。
新拠点はDOWAエコシステム子会社のメルテック(株)(栃木県小山市大字梁2333番29 資本金:90百万円 代表取締役常務:鈴木智也 以下、メルテック)から約2.6kmの距離に位置することから、まず最初にメルテックでの活用を図ります。破砕・選別設備の設置や積替・保管機能として活用することにより、拡大が見込まれる廃棄物の再資源化ニーズへの対応を強化します。
さらに、新拠点においては、将来的に大量発生が見込まれる使用済み太陽光パネルのリサイクルや、脱炭素社会の実現への貢献が期待されるバイオコークスなどのバイオマス固形燃料の製造などの新規事業展開も計画しています。
引用元:DOWAエコシステム
同社では既に太陽光パネルのリサイクルを秋田・岡山で進めており(関連トピック①、関連トピック②)、九州地区でも事業拡大を進めています(関連トピック③)。
太陽光パネルのリサイクル義務化や再資源化事業等高度化法などの法制化が進んでおり、大手事業者による事業展開の動向にも注目する必要があります。